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2008年07月01日(火) 17時16分

大学が企業・住民との出会いの場を企画オーマイニュース

 芝浦工業大学は2008年6月28日、東京・豊洲キャンパスにおいて「第3回大学開放DAY!」を開催した。キャンパスを近隣住民に開放し、大学を身近に感じてもらうためのイベントである。

 「大学開放DAY!」は豊洲にキャンパスを移転した2006年以来、毎年開催されており、今年は大学と協力団体・近隣企業、近隣住民の出会いを演出する場にしたいとの願いを込め、テーマを「MEETS!」とした。

 大学や学生によるもののみならず、学外の団体・企業によるさまざまなイベントも開催される。米村でんじろうプロデュースサイエンスショーや「聞かせ屋。けいたろう」による絵本読み聞かせ、Doスポーツによる「メタボリックチェック」などが行われた。

 学生のものとしては、学生サークル「ロボット遊交部からくり」によるロボット工作教室や鉄道研究会による鉄道模型の展示・運転「模型でGO!」などがある。ロボット工作教室ではタミヤ工作キットを使って学生が考案したロボットを作ってもらい、そのロボットを使用してゲームをする。

 全体として小さな子ども向きのイベントが多く、模擬店も出店しており、家族連れでにぎわっていた。このようなイベントによって科学への関心が高まるならば、子どもの理科離れへの対策にもつながると考える。

(記者:林田 力)

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