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2008年06月30日(月) 17時30分

マウス、5万円台のノートPC発売へ−Netbook市場初参入アキバ経済新聞

 マウスコンピューター(千代田区外神田6)は6月27日、同社初となるNetbook市場への参入を発表した。

 Netbookは使用環境を選ばずインターネットにアクセスでき、動画・音楽コンテンツの試聴、ウェブブラウジングが行えるユビキタス端末を指す。代表的なものにASUSのEeePCがある。

 同社は参入の発表と併せてオリジナルのNetbook端末「LuvBook U100」を発売することを明らかにした。同商品は「液晶サイズの小ささ」「表示解像度の低さ」「記憶容量の少なさ」など従来のNetbookの欠点を解決したのが特徴だという。液晶は10.2インチでハードディスクは80ギガバイトSATA HDを採用。CPUはインテルAtomプロセッサーN270(1.6GHz)を搭載する。

 スペックはOS=Windows XP Home Edition、CPU=インテル Atomプロセッサー N270 (1.6GHz)、チップセット=インテル 945GSE Expressチップセット、メモリ=DDR2 1024MB(オンボード)、HDD=Serial ATA 2.5インチ80GB、グラフィックス=インテル GMA 950(オンボード)、液晶 =10.2インチ液晶(1024x600)、WEBカメラ=130万画素 WEBカメラ、無線LAN=802.11 b/g 無線LAN、カードリーダー=4 in 1 カードリーダー(SD/MMC/MS/MSpro)、サウンド=ハイ・ディフィニション・オーディオ、USB2.0ポート×3、VGAポート×1、10/100BASE-TX LAN、ヘッドフォン端子×1、マイク端子×1、ドライブ=オプション。

 サイズは幅260ミリ×奥行き180ミリ×高さ19ミリ〜31.5ミリ、重量=1.16キログラム、バッテリー駆動時間=約2.5時間。価格は59,800円。7月中の発売を予定。

 同社広報担当者は「NetBook市場は今後さらなる需要の拡大が見込まれている。そうした市場背景を受け、Windows XP Home EditionのNetbook向けOSライセンス契約を締結し、Netbookモデルを発表する運びとなった。マウス関連企業でASUSのEeePCの販売代理をしているが、機能面やユーザー層などで差別化できると思う」と話す。

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