2008年06月30日(月) 01時50分

＜懲戒処分＞男性中学教諭、教え子にキス　自主退職　名古屋（毎日新聞）

　名古屋市立中学校の生徒指導主事の男性教諭（３９）が、校内の相談室で女子生徒にキスをしたとして、市教育委員会が５月に停職６カ月の懲戒処分にしていたことが２９日、分かった。教諭は既に自主退職している。

　市教委によると、教諭は３月２５日、放課後に相談室を訪ねてきた女子生徒の相談にのっている際、キスをしたという。教諭は「慰めていたらそういう雰囲気になってしまった。教員としてあってはならないことをした」と話しているという。市教委は５月２３日に教諭を懲戒処分にし、教諭は同２７日に自主退職した。

　教諭は女子生徒とは別の学年の担任を受け持っているが、女子生徒は以前から友人関係などについて相談していたという。市教委は「教育指導に支障をきたす恐れがある」として懲戒処分を公表していなかった。

　市教委教職員課は「このような不祥事はあってはならないことで大変遺憾。各学校にはこのようなことがないように校長を通じて指導していきたい」と話している。【式守克史】

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