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2008年06月30日(月) 00時00分

ダライ・ラマ側と7月に再接触=五輪前に対話姿勢アピール−中国時事通信

 【北京29日時事】新華社電によると、中国政府当局者は29日、チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世の私的代表と7月初旬に接触する準備を進めていることを明らかにした。双方は5月4日に広東省深センで、チベット暴動後、初の非公式協議を行った。
 同当局者は、今回の接触はダライ・ラマ側の要求に応えたものだと強調。8月の北京五輪開幕を前に、関係修復に向けた対話姿勢をアピールし、チベット問題への中国政府の対応をめぐる国際社会の批判をかわす狙いがありそうだ。 

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080629-00000081-jij-int