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2008年06月30日(月) 00時00分

ムガベ大統領が5選=国際社会の反発必至−ジンバブエ時事通信

 【ロンドン29日時事】ジンバブエ選挙管理委員会は29日、同国で27日に実施された大統領選決選投票の結果、ムガベ大統領が大差で勝利したと発表した。これを受け同大統領は5期目の大統領就任式典を強行し、正式に勝利宣言する見通しだ。欧米諸国は投票結果を認めない方針を既に示しており、5選の既成事実化に国際社会の批判が強まるのは必至の情勢だ。
 野党・民主変革運動(MDC)のツァンギライ議長は、支持者への脅迫や暴力が続いたため、出馬を取りやめ、招待を受けた就任式典への出席も拒否した。
 アフリカ連合(AU)の全アフリカ議会が派遣した選挙監視団の責任者は、投票では「自由も公正さもなかった。政治情勢は敵意に満ちあふれ一触即発だ」と述べ、投票の正当性に疑問を呈した。 

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080629-00000080-jij-int