ラーメン店主刺殺される＝閉店後、倉庫内で−近くの畑から包丁・東京（時事通信）

2008年06月28日(土) 11時01分

　28日午前2時すぎ、東京都東久留米市前沢のラーメン店「壱藤家」店内で、店主の東山俊之さん（45）が血を流して倒れているのを中国人の男性従業員（32）が見つけた。東山さんは約2時間半後、搬送先の病院で死亡が確認された。
　胸や頭を刺されたことによる失血死とみられ、警視庁組織犯罪対策2課は同日、田無署に捜査本部を設置し、殺人容疑で捜査を始めた。
　調べによると、東山さんは店内の倉庫で倒れていた。店から約30メートル離れた畑からは、凶器とみられる血の付いた包丁が見つかった。入り口は鍵が掛かっていたが、倉庫近くの勝手口は施錠されていなかったという。
　売上金を保管している金庫は2階の東山さんの部屋にあるが、鍵は見つかっておらず、捜査本部は奪われた金品がないか調べている。　

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