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2008年06月28日(土) 23時21分

<ラーメン店主刺殺>凶器はカウンター内の包丁か毎日新聞

 東京都東久留米市前沢4のラーメン店「壱藤家(いちふじや)」で、経営者の東山俊之さん(45)が刺殺された事件で、厨房(ちゅうぼう)のカウンター内にあった包丁が凶器として使われていた疑いが強いことが分かった。争った形跡もないことから、警視庁田無署捜査本部は、店内の状況に詳しい者や東山さんの顔見知りが関与した可能性もあるとみて関係者から事情を聴いている。

 捜査本部によると、事件後、店舗裏の畑で見つかった血のりのついた包丁の写真を店の2階に住む中国人従業員2人に見せたところ、普段仕事で使っている包丁と形状がよく似ていることが判明。カウンター内の包丁1本がなくなっていることも分かった。また、東山さんが倒れていた頭部周辺にはビール瓶の破片が散らばっており、死因との関連を調べる。【川上晃弘、古関俊樹、内橋寿明】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080628-00000129-mai-soci