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2008年06月27日(金) 15時01分

課徴金1000万円超勧告へ=アパレル社長のインサイダー取引−監視委時事通信

 人気高級ブランド「ジル スチュアート」などを展開する東証1部上場の大手アパレル会社「サンエー・インターナショナル」(東京都渋谷区)の三宅正彦社長(73)が新株発行の公表前に自社株を売却していた問題で、証券取引等監視委員会は27日までに、金融商品取引法違反(インサイダー取引)に当たるとして、課徴金の支払いを命じるよう、近く金融庁に勧告する方針を決めた。
 上場企業のトップがインサイダー取引で勧告を受けるのは異例。課徴金額は1000万円を超える見通しで、個人に対する勧告としては過去最高額となる。 

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