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2008年06月27日(金) 12時19分

「馬総統殺す」ネットで殺害予告の男を逮捕、「死刑廃止に不満」—台湾Record China

2008年6月26日、台湾当局は、国民党のウェブサイトに「総統とその娘を殺害する」と何度も書き込んだ男を逮捕したと発表した。男は調べに対し、「死刑廃止に不満だった」と述べている。中国新聞社(電子版)が伝えた。

逮捕されたのは、コンピューター関連の会社に勤める李凌銘(リー・リンミン)容疑者。今月4日から「nightmare(ナイトメア=悪夢)」というハンドルネームを使い、国民党のウェブサイトに「総統の馬英九(マー・インジウ)と娘の馬唯中(マー・ウェイジョン)、法務大臣の王清峰(ワン・チンフォン)を殺す」と何度も書き込んだ。これを重く見た党側が台北警察に通報し、今回の逮捕に。同容疑者は調べに対し、「死刑制度の廃止に不満だった」とかなり興奮した様子で語っているという。 【その他の写真】

台湾では馬総統就任後、死刑制度の廃止が重要課題とされている。だが近年、凶悪犯罪の増加が著しいことから、一般市民からは「死刑制度存続」を求める声が多く挙がっていた。(翻訳・編集/NN)

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