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2008年06月25日(水) 23時01分

雇用対策本部を設置=ハローワークなどに相談窓口−GW廃業決定で厚労省時事通信

 日雇い派遣大手グッドウィル(GW)の廃業決定を受け、厚生労働省は25日、同社の内勤従業員や派遣スタッフの再就職などを支援するための雇用対策本部を省内に設置、各都道府県の労働局に総合的な相談窓口を置くことなどを決めた。一方、同社の人材派遣業の許可取り消しについては、「自主廃業が速やかに行われる限り必要はない」として見送った。
 同省によると、GWは約4200人の内勤従業員と、1日当たり約7000人の派遣スタッフを抱えており、廃業で大量の失業者が発生する恐れがある。そのため、労働局の窓口のほか、GWの事業所がある地域のハローワークで職業相談や職業紹介を行うことにした。また、廃業に当たって賃金が確実に支払われるよう、各労働基準監督署で相談に応じ、監督指導を行う。 

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