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2008年06月25日(水) 00時59分

<NOVA>業務上横領は法的に疑問…猿橋容疑者の弁護士毎日新聞

 NOVA元社長、猿橋望容疑者の代理人の木村奉明弁護士は24日、大阪市内で記者会見。積立金の流用について、猿橋容疑者が逮捕前、「業務上横領と言われれば、そうかもしれない」と認めていたことを明らかにした。一方で、木村弁護士は「事実関係は争わないが、法的に業務上横領が成立するか疑問」と述べ、否認する考えを示した。

 木村弁護士は「後で増資して(金が)うまく回り出せば(流用分は)穴埋めできるのではと考えていたようだ」と説明。「私的流用の余地はなかった」と擁護した。通信サーバー増設をめぐる特別背任疑惑に関しては「増設の理由があり、背任は成立しない」とした。【堀江拓哉、久木田照子】

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