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2008年06月25日(水) 12時00分

“国境なき○○団”にはボクらも参加できるの?R25

オリンピック聖火リレーでも話題になった「国境なき記者団」。中国・四川大地震へ医師を派遣している「国境なき医師団」。この「国境なき○○団」、他にもあるのか調べてみると、意外にいろいろあるようで…。その実態に迫るため、まずは最も知名度が高いと思われる「国境なき医師団」にアタック! 広報の辻安奈さんにお話を伺った。

「当団体は、主に被災地、紛争地などで医療援助を行います。世界19カ国に支部があり、約60カ国に年間4600人の医師や看護師、助産師らを派遣しています」

「国境なき医師団」は71年に、フランスの医師とジャーナリストのグループが創立した団体。いわば、「国境なき○○団」シリーズの元祖だ。その活動の軸は、医療活動と危機的状況を発見し告発する証言活動である。ちなみに、派遣される人のなかには人事や財務を担当する非医療従事者もいるとか。もしや、私も参加できたりするんですか!?

「確かに、元デザイナーや元営業マン、元建築士のスタッフもいます。…が、現地での業務を遂行できる専門知識と語学力がないと…」(同)

す、すいません(恥)。じゃあ、英語の苦手な私でも参加できる「国境なき○○団」ってないのか? と、探し当てたのが「国境なき合唱団」。世界の人と合唱で競演できちゃったりして!? と期待に胸膨らませ、同団体の王野百合子さんに聞くと…。 

「残念ながら、当団体の参加者は日本人だけなんです。世界の恵まれない子供を支援するという趣旨のもと、海外を訪れてボランティア活動を行います。去年は、ウィーンでコンサートに参加し、孤児院を訪問。230万円もの寄付金を収めました」

このほか、「国境なき」の名を冠する団体は様々ある(別表参照 ※R25.jpでは表が掲載されています)。ただし、内容や規模が違えども、目的は他者の支援。それじゃ、我々も全世界の若手サラリーマンを応援するべく、「国境なきR25団」を結成しちゃいますか、編集長!
(R25編集部)

※コラムの内容は、フリーマガジンR25から一部抜粋したものです

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