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2008年06月24日(火) 11時01分

「深く反省」私的流用は否定=NOVAの猿橋元社長、文書で時事通信

 NOVAの猿橋望・元社長(56)は24日、代理人の弁護士を通じ、「会社の資金を一円たりとも私的に流用したことはない」などとする文書を発表した。
 文書は23日付。冒頭で「多大なご迷惑をお掛けしたことをまず、おわび申し上げます」と謝罪。社員積立金の横領疑惑について「事実関係に間違いはありませんので、社会的審判を受けるべく、警察の調べを受けたいと思います」としている。
 積立金を受講料の返還に充てたことについては「深く考えずに行動してしまったことについて、今は深く反省しています」としつつ、私的流用は全面的に否定。「会社のために使ったものであるということだけは、社員の方々に知っておいていただきたい」と訴えた後、「自戒の日々を送っています」と締めくくられている。 

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〔用語解説〕「NOVA」
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080624-00000036-jij-soci