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2008年06月24日(火) 12時35分

居酒屋タクシー利用、法務省でも7人 ビールや米産経新聞

 中央省庁の職員が深夜帰宅時に利用するタクシーの運転手から金品を受け取っていた問題で、法務省は24日、平成12〜14年度に、法務総合研究所の課長ら男性職員7人がビールなどの提供を受けていた、と発表した。
 同省によると、ビールなどの提供を受けた回数は最も多い職員で6回、最も少ない職員は1回だった。受領した品物が最も多かった職員はビール缶6本(1200円相当)、米6合(600円相当)だった。ほかの職員が提供を受けたのはいずれもビールで、現金や金券を受け取った例はなかった。
 鳩山邦夫法相は24日の閣議後会見で、「国民の不信を招くようなことが法の番人である法務省であったことを心からおわびする」と陳謝した。

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