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2008年06月24日(火) 08時03分

【Re:社会部】皇室を支える方々産経新聞

 先日、急性心不全との診断を受けられた三笠宮さま。ご回復が待たれますが、普段は92歳に思えないほどエネルギッシュな方です。今年に入って訪れたある展示会場では、2時間近くも平然と作品をご鑑賞。30歳にして体力の限界を感じていた記者は、「さすが元陸軍少佐。鍛えられ方が違う」と感心するばかりでした。関係者からは「大殿下(おおでんか)」の愛称で親しまれ、皇室の重鎮として存在感を示されています。

 少し前の話になりますが、三笠宮さまより6回り以上若い方が、単独公務のデビューを果たされました。4月、上野動物園で馬の贈呈式に臨まれた秋篠宮ご夫妻の長女、眞子さまです。静養先の軽井沢で犬に飛びつかれ、「怖い」と涙目を浮かべられていた赤ちゃんも今や高校2年生。同年代は遊びたいさかりですが、休日の朝にもかかわらず、初々しくお辞儀を繰り返される姿に、心洗われる大人も少なくありませんでした。

 皇室といえば天皇、皇后両陛下、皇太子ご一家のご動静が注目されます。宮家の方々も老若男女を問わず、精力的に活動されていますが、認知度は十分とはいえません。産経新聞では紙面の「宮家のご公務」、インターネットの「皇室ウイークリー」で宮家のご活動も詳しく紹介していますが、「“縁の下”の様子を少しでもお伝えできれば」という気持ちで取材に取り組んでいます。(内)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080624-00000067-san-soci