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2008年06月23日(月) 18時00分

松本死刑囚弁護人、懲戒審査へ=趣意書不提出「品位失う」−第2東京弁護士会時事通信

 オウム真理教元代表松本智津夫(麻原彰晃)死刑囚(53)控訴審弁護団の松井武弁護士について、第2東京弁護士会は23日までに、「弁護士としての品位を失うべき非行があった」とする綱紀委員会の議決を受け、懲戒委員会に審査を求めた。
 松本死刑囚は、弁護団が期限内に控訴趣意書を出さなかったため、控訴が棄却され、2006年9月に死刑が確定した。
 綱紀委員会の議決は5月19日付。趣意書提出の遅延について「やむを得ないものと評価することはできない」と判断。松井弁護士の行為を「著しく妥当性を欠き、正当な弁護活動の領域を越えたもの」とした。 

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