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2008年06月20日(金) 07時51分

ウイルス性胃腸炎? さいたま市で児童51人欠席産経新聞

 さいたま市教委は19日、同市立大牧小学校で児童73人がおう吐や下痢の症状を訴え、51人が欠席したと発表した。患者は校舎3階にある3年、4年のクラスに多く、同校は20日から22日まで3年生2クラス、4年生3クラスの計5クラスを学級閉鎖とし、19日は切り上げ下校とした。

 同校などによると、症状が出たのは南、北校舎の3階のクラスの児童に集中。18日には南校舎3階でおう吐した児童がおり、消毒などの措置をしていた。欠席児童には連絡帳の欠席理由に「ウイルス性胃腸炎」などと記入した家庭もあり、同校などはおう吐の消毒が不十分で、ウイルス性胃腸炎などがほかの児童に感染した疑いもあるとみている。

 同市教委健康教育課は「1、5、6年に該当者はなく、食中毒ではない。ウイルス性胃腸炎による学級閉鎖は一昨年冬も4校であった」としている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080620-00000016-san-l11