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2008年06月20日(金) 16時31分

不平、不満、責任転嫁…=加藤容疑者「隠さず話す」−秋葉原殺傷・警視庁時事通信

 「事実は隠さないで話す」「やったことは分かっている」。東京・秋葉原の無差別殺傷事件で、加藤智大容疑者(25)は警視庁万世橋署捜査本部の調べに素直に応じている。複合的にうっ積した不平・不満を並べ、自己中心的な供述が目立つという。
 「世の中が嫌になった。誰でもよかった。社会が悪い」。同容疑者は自分の境遇の責任を転嫁するような供述を繰り返す。
 「直近の最大の不満は職場だった」。5日早朝、出社後に大声で「つなぎ(作業服)がない」と騒いで退社。そのまま無断欠勤し、6日に福井市でダガーナイフなど6本を購入した。 

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