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2008年06月20日(金) 12時19分

祇園祭は厳重警戒 京都府警 車侵入防止に柵京都新聞

 東京・秋葉原無差別殺傷事件を受け、京都府警は、祇園祭の宵々々山(7月14日)から宵山(16日)の期間中、京都市中心部に設定される夜間の歩行者天国の主な入り口に、例年より大きな車両侵入防止用の鉄製の柵を配備する。警察官も約150人増員し、約3千数百人態勢で厳重な警備に当たる。
 防止柵は烏丸御池や四条河原町など3、4カ所に置き、警察官も配置する。数人1組の特別警戒隊を約10組編成して巡回し、不審者発見に努める。
 また、硫化水素による自殺が相次いでいることから、府警は、化学防護服や防毒マスクを初めて用意する。
 昨年の人出は、宵々山が42万人、宵山は38万人だった。ここ数年、雨天でなければ19万人を下回ったことがない。
 府警地域課は「訪れる人たちに安心して祇園祭を楽しんでもらいたい」としている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080620-00000028-kyt-l26