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2008年06月20日(金) 16時01分

賞味期限切れ:水を自主回収へ−−環境NPO /熊本毎日新聞

 熊本市の環境NPO「くまもと温暖化対策センター」は19日、同市で7日にあった環境イベントで配ったペットボトル入りミネラルウオーター「熊本水物語」(500ミリリットル)の賞味期限が約2カ月過ぎていたと発表した。自主回収する。これまでに健康被害は報告されていないという。
 イベントは、同市上通町で開催された「地球にやさしい生活を—2008—」(九州地方環境事務所主催)。センターは、省エネ家電などを紹介するパネルを展示し、クイズに回答した参加者96人に景品として配った。
 受け取った女性が18日に発売元の熊本市に問い合わせて、賞味期限が4月20日に切れていたことが分かった。
 センターによると、水は昨年8月に主催したイベントに、市から無償提供を受けて参加者に配布した約2000本のうち、残っていた計96本。賞味期限が2年あると思いこみ、確認せずに利用したという。宮原美智子理事長は「市や参加者にご心配をかけて申し訳ない」と話している。
 問い合わせは同センター事務局090・3077・2833。

6月20日朝刊

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080620-00000186-mailo-l43