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2008年06月20日(金) 11時52分

Windows版Safariのアップデートが公開ITmediaエンタープライズ

 米Appleは6月19日、Windows版Safariブラウザのアップデート版となるSafari 3.1.2を公開した。以前から指摘されていたWindowsの「じゅうたん爆撃」問題も修正されている。

 Appleのセキュリティ情報によると、Safari 3.1.2では4件の脆弱性に対処した。このうち「Windowsデスクトップへのファイル保存で任意のコードを実行される」問題は、以前からセキュリティ研究者などが指摘して対処を求めていたもの。Microsoftも5月30日にアドバイザリーを公開している。

 Appleによれば、Windowsデスクトップの実行可能ファイル処理方法に問題があり、Windowsのデスクトップに安全でないファイルを保存すると、任意のコードを実行される恐れがある。

 この問題に対処するため、Safariブラウザでダウンロードしたファイルを保存する前に、ユーザーに注意を促すようにした。さらに、Windows XPとVistaでダウンロードしたファイルのデフォルトの保存場所を変更し、「ダウンロード」フォルダに保存されるようにした。なお、この問題はMac OS Xには影響しない。

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