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2008年06月20日(金) 17時20分

あまり報道されない西成騒動オーマイニュース

 13日、大阪市、あいりん地区の西成警察による労働者に対する暴行があったとし労働者の抗議行動が行われた。報道によれば、発端は「西成署の刑事が労働者に暴行をふるった」と労働者の支援団体が西成署前で抗議活動を行った事からである。

 そして6月18日時点でも続いている。機動隊が西成警察署への道を封鎖して、放水車などで対峙(たいじ)している。一部の報道では流れているようだが、関西では事件の最初(6月13日)は取り上げたようだが、その後はほとんど報道されていない。非常に恐ろしい状況である。連日連夜200〜300人の労働者が機動隊と対峙しており、放水も行われているようだ。

 しかし、このような状況をマスコミはほとんど報じていない。報道管制が敷かれたとのうわさが飛び交っている。もし、この報道管制が事実ならば、国民の知る権利を侵害するものであり、報道の在り方が問われる。民主主義の根幹を揺るがす大問題である。マスコミと公権力との間で癒着関係が築かれた場合、「民主主義の死」を意味する。マスコミは権力の圧力に屈せず報道すべきである。

(記者:佐藤 裕充)

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