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2008年06月19日(木) 20時00分

世界遺産「熊野古道」のシンボル石像、頭なくなる読売新聞

 世界遺産に登録された参詣(さんけい)道の一つ「熊野古道」にあり、シンボルとして親しまれる石像「箸折(はしおり)峠の牛馬童子」(和歌山県田辺市中辺路町)の頭部がなくなっていることがわかった。

 市教委などによると、18日午後4時半ごろ、気付いた住民が市に通報した。県警田辺署が器物損壊容疑で捜査している。

 牛馬童子は1890年ごろに作られたもので、高さ56センチ。平安時代に熊野を歩いた花山法皇をモチーフにしたとされ、熊野古道の観光ポスターや絵はがきなどに使われている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080619-00000045-yom-soci