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2008年06月18日(水) 08時02分

携帯決済の新銀行 三菱UFJとKDDI、来月中旬開業産経新聞

 三菱東京UFJ銀行とKDDIの両社は17日、折半出資の新銀行「じぶん銀行」の営業免許を取得したと発表した。携帯電話を活用したサービスを提供するのが特徴で、7月中旬に開業する予定。両社は新銀行で相互の顧客基盤を取り込み、収益機会の拡充につなげたい考えだ。

 新銀行は資本金200億円で、両社が50%ずつ出資する。開業時にはKDDIの携帯「au」に加え、NTTドコモ、ソフトバンクモバイルの携帯を通じた円預金や振り込みなどのサービスを原則24時間365日提供する。開業後は順次、外貨預金やカードローン、クレジットカード、証券・保険商品の仲介などのサービスも取り扱う方針だ。

 auを利用する顧客には、携帯の番号だけで振込先を指定できるようにするなど、他の携帯会社の顧客よりも優遇する。携帯に通帳や家計簿の機能を搭載するほか、携帯を使ったインターネット上の買い物の決済サービスも提供する。

 両社は今後、それぞれの営業拠点で新銀行の口座開設を勧誘。開業から3期目の平成22年度の240万口座、預金獲得1兆円を目指す。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080618-00000065-san-bus_all