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2008年06月17日(火) 18時58分

<北京五輪>「性の祭典」?!外国人売買春の取り締まり強化へ—中国Record China

2008年6月16日、国際先駆導報は北京五輪期間中の外国人売春取り締まり厳格化について報じた。

中華全国婦女連合会所属の弁護士にして、「罪と罰—中国売春禁止活動の20年」の著書を持つ劉文彦(リウ・ウェンイエン)は、五輪はスポーツの祭典であると同時に性産業従事者にとっては一大ビジネスチャンスとなる「性の祭典」だと指摘する。歴代五輪開催都市も売買春を取り締まるどころか、経済的観点からひそかに奨励していた場所が多いという。英テレンス・ヒギンス・トラストによると、2002年のソルトレーク冬季五輪ではわずか10日で25万枚のコンドームを消費、2000年のシドニー五輪では用意されたコンドーム7万枚があっと言う間に売り切れた。【 その他の写真

劉弁護士はこれまでの五輪とは異なり、「中国は社会主義の公正と正義を守り、絶対に売買春を許さない」と指摘した。北京五輪組織委員会も「法律に基づき厳しく取り締まる」と言明している。(翻訳・編集/KT)

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080617-00000033-rcdc-cn