2008年06月17日(火) 12時00分
あの長期連載マンガのキャラたちの“今”は?(R25)
長期連載マンガの主人公の動向がニュースで話題になることって最近、ちょくちょくありません?
島耕作の社長就任、「美味しんぼ」山岡士郎と海原雄山の和解、「ドカベン」岩鬼正美の結婚…などなど。一般紙で動向が報じられるマンガこそが国民的マンガなのかも…。早速、R25基準として、連載開始から25年以上続いている作品の“今”を調べてみた。
まず、ついに社長まで上りつめた団塊パパの憧れ『課長 島耕作』(83年開始)では島耕作がすでに還暦を迎えていた! 孫の耕太郎も生まれていて、余生をゆっくり過ごしてもよさそうなのに…。とはいえ再婚はしていないので、まだまだ仕事頑張れ!
次は『美味しんぼ』(83年開始)。山岡家には双子の子どもがいて、もちろん奥さんは栗田(旧姓)ゆう子さん。他のキャラクターの家も子どもだらけに。雄山の孫かわいさが、和解の一番の要因だったりして。
さらに『ドカベン』(72年開始)の山田太郎は明訓軍団とともにプロ野球の新球団「東京スーパースターズ」で活躍中。また、里中智がドカベンの妹サチコと婚約してたりと、こっちはカップル誕生ブームだ。
長老マンガの代表、76年開始の『こちら葛飾区亀有公園前派出所』では、何と両津勘吉が警察寮を出ていた! 相変わらずハチャメチャな両さんだが、今住んでいるのは2000年あたりから登場した纏や檸檬のいる超神田寿司。居候しながら寿司職人もやっている。両さんの守備範囲ってスゴイ。
最後に81年連載開始の『キャプテン翼』。現在、U—23日本代表がオリンピックで頂点を目指している。80年代は小・中学生だったが、まだ23歳以下か…。大空翼はスペインのバルセロナFCに在籍中だが、登場はときどき。交通事故から立ち直ったアーティスト岬太郎や心臓病が治った貴公子三杉淳などが活躍している。4月にアジア激闘編が終わり、こんどは夏に登場するとか。五輪制覇に向けて翼くんも動き出しそう。
しばらく見てないマンガの一気読み。意外な発見がありますよ。
(R25編集部)
タイトルや主人公が変わりつつ、今も続いているマンガを見る
※コラムの内容は、フリーマガジンR25から一部抜粋したものです
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