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2008年06月17日(火) 16時29分

ネット「犯行予告」通報早く中国新聞

 秋葉原の無差別殺傷事件に影響されたとみられる「犯行予告」の書き込みがインターネット上で相次ぐ中、広島県警は16日、県インターネット・セキュリティ対策推進協議会の会員であるインターネット関連事業者に対し、把握時の速やかな通報を要請した。

 事業者12社が参加した協議会の総会で、顧問を務める県警の吾郷修生活安全部長が「硫化水素の使用や秋葉原の通り魔事件のような犯罪予告、違法有害な書き込みを把握したら、通報をお願いしたい」とあいさつ。犯罪の未然防止のため、連携強化を求めた。

 県内では広島中央署が15日、秋葉原の事件をまねてインターネットの掲示板に広島市中区本通での無差別殺人を予告し、本通商店街の商店の業務を妨害したとして、広島市西区の少年(19)を業務妨害容疑で逮捕。全国各地からも書き込みが相次いでおり、警察が警戒を強化している。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200806170414.html