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2008年06月17日(火) 13時03分

電話帳の番号以外からの着信、9割が「かけ直さない」——アイシェア調べjapan.internet.com

株式会社アイシェアは、20〜40代の男女に対し「電話帳登録外番号からの着信に関する意識調査」を実施、2008年6月17日、調査結果を発表した。

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調査対象は、20〜40代の男女493名。男女比は、男性:55%、女性:45%。年代比は、20代:15.4%、30代:46.2%、40代:30%、その他:8.3%。調査期間は、2008年5月29日〜6月2日の5日間。

「ワン切り」を悪用してかけ直してきた人を有料情報番組などへ誘導する手口が社会問題化したのは2001年頃。2008年現在、携帯電話に知らない番号から電話がかかってきた時はどのように対応するのか。

携帯電話の電話帳に登録されていない番号から電話がかかって来た時はどのようにするかを「090や080、070で始まる番号(携帯・PHS の番号)」「03など市外局番で始まる番号(固定電話の番号)」「非通知設定」のそれぞれの場合で聞いたところ、「携帯・PHS」の場合、「出る:1回目の着信で」が26.2%、「出る:2回目以降の着信で」が16.6%で、合わせると42.8%。

一方以下の対比を「固定電話」の場合で聞いたところ、1回目で出るのが28.8%、2回目以降で出るのが17.4%、合わせると46.2%で、携帯・PHS よりも出る人の割合が少し高かった。

また、「非通知」の場合は1回目で出るのが14.8%、2回目以降で出るのが6.7%、合わせると21.5%で、出る人の割合は番号を通知している場合に比べて半分程度。さらに「非通知」の場合、着信そのものを拒否している人が27.0%で4人に1人となっており、番号が明らかでない相手は警戒する人が多いと言えそうだ。

なお、いずれの場合も男性より女性の方が電話に「出る」割合は低く、女性の方が知らない番号への警戒心が強いことがうかがえる結果となった。

電話帳に登録されていない番号の着信履歴が残っていた場合はどのようにするか聞いたところ、全体の90.7%の人が「かけ直さない」と回答。相手が悪徳業者であるとは限らないが、自分から知らない相手にはかけ直さない人がほとんどのようだ。

「ワン切り」のトラブルに巻き込まれないためには「かけ直さない」ことが鉄則と、広く認識されている事の表れといえるかも知れない。

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