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2008年06月16日(月) 12時25分

「乗客の着席を確保」で帰宅も快適!オーマイニュース

 東武鉄道(本社:東京・墨田区)は6月14日、東上線のダイヤ改正を行い、座席定員制列車「TJライナー」の運転が開始された。

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 17時出発の「TJライナー」初列車では、池袋駅において運転開始の出発式が、盛大に行われた。

 出発式では、東武鉄道の常務取締役鉄道事業本部長や東武池袋駅管区長、豊島区ソメイヨシノ桜の観光大使・宮崎彩加さんの3名によるテープカットが行われ、池袋駅ステーション・アテンダントより「TJライナー」の乗務員である高橋運転士、福田車掌に花束が贈呈された。

 また東武鉄道の鉄道事業本部東上業務部長と宮崎彩加さんの2名と東武鉄道が提供する会員制情報サービス「102@Club」のキャラクター「とぶっち」も加わりくす玉を割った。

 この「TJライナー」は、平日は夕方以降に6本、土休日には夕方以降に4本運転され、池袋から森林公園(所要時間48分)または、小川町(所要時間62 分)まで運転される。池袋から着席整理券300円が必要になるが、座席分の発売なので着席が確保される(ふじみ野以降乗車には、整理券不要)。

 使用される車両は、「TJライナー」運転用として新しく導入された50090型で、車両の効率的な運用を考慮して「TJライナー」として運転時はクロスシートになり、朝ラッシュや昼間時にはロングシートになることができる画期的な車両である。

 なお、今回の東上線ダイヤ改正についての変更点は、

・東京メトロ副都心線との相互直通運転
・快速急行の新設および土休日に運転されていた特急を終了し、座席定員制列車「TJライナー」を運転
・平日朝ラッシュ時の快速急行・準急の所用時間短縮
・急行の増発
・池袋口の8両編成を10両編成にする

──などである。

 また、6月14日よりお客さま案内専門の係員「ステーション・アテンダント」が、このほどリニューアルされた池袋駅に配置され、便利でわかりやすく、人にやさしい快適な駅を目指していくという。東武鉄道のさらなるサービスに期待していきたい。

(記者:勢 芳明)

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