刃物所持規制を検討＝秋葉原事件で−犯罪対策閣僚会議（時事通信）

2008年06月16日(月) 23時00分

　政府は16日夕、東京・秋葉原で7人が死亡した通り魔事件を受け、首相官邸で犯罪対策閣僚会議を開いた。事件で使われたダガーナイフの所持禁止や刃物販売時の身分確認など、年末にもまとめる政府の犯罪防止行動計画に盛り込む方向で検討することを確認した。
　福田康夫首相はあいさつで「凶悪犯罪の発生で国民は依然として治安に不安を感じている。新たな行動計画の策定に向け、有効な施策の検討をお願いしたい」と述べた。同計画は今後、坂篤郎官房副長官補を中心に各省局長級で構成する幹事会で詳細を詰める。　

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