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2008年06月15日(日) 00時00分

「当分帰れないかも」=相次ぐ余震、不安な夜−避難所の住民ら・岩手時事通信

 避難所となった岩手県一関市厳美町の本寺小学校には、地元住人や登山客ら約60人が集まった。「家には当分帰れないかもしれない」。余震で揺れるたびに、身を寄せた人たちの表情には不安の色がよぎった。
 土砂崩れで孤立した集落に住む沼倉恵子さん(53)は「下からドーンという強い揺れがあった後、横揺れがずっと続いた」と話す。その後も土砂崩れが発生。近くを流れていた川も崩れた土砂でせき止められた。
 ヘリで同小に避難する途中、上空から地震の被害を見て、「ここは大きな地震が発生するような地域ではないのにと思った」という。 

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