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2008年06月15日(日) 13時23分

「渋谷直通」でますます便利になるネットワーク──西武線と副都心線オーマイニュース

 6月14日、西武鉄道(本社:埼玉県所沢市)は、東京メトロ副都心線開業により相互乗り入れ運転が開始され、当日、相互乗り入れ運転の始発駅である飯能駅にいて、西武鉄道の後藤取締役社長、来賓として、沢辺飯能市長が参列し、盛大に出発式が開催された。

 記念列車となる快速渋谷行きの列車には、ヘッドマークも取り付けられ、沢辺飯能市長、後藤西武鉄道取締役社長、石橋取締役副社長、土屋飯能駅管区長によるテープカット、横田池袋線乗務所長によるくす玉の開花が行われ、乗務員へ花束が贈られた。

 記念列車は、12時39分土屋飯能管区長の出発合図により東京メトロ副都心線の渋谷へ向けて出発した。

 相互乗り入れ運転を開始したことにより、池袋、新宿に加え、渋谷へ乗り換えなく行くことができるようになり、西武ドームにてプロ野球開催時には、渋谷から西武球場前まで直通列車が運行されることになり、西武鉄道と東京メトロとのネットワークが広がっていく。こちらも記念イベントが西武球場前駅にて埼玉西武ライオンズのマスコットが参加して開催された。

 今回、相互乗り入れ運転を記念して1日フリー記念乗車券(大人・小児セット)を3000セットに、副都心線直通列車の始発駅となる 練馬高野台・保谷・清瀬・小手指・飯能・所沢の6駅セットでの記念入場券3000セットが発売される。

 東京メトロ副都心線との相互乗り入れ運転で、ますます便利になる西武鉄道のネットワークに期待したい。

(記者:勢 芳明)

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