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2008年06月15日(日) 03時24分

ドキュメント読売新聞

14日 山が崩れた  

 8・43 岩手県内陸部を震源とする震度6強の地震が発生。気象庁が緊急地震速報を発表。総務省消防庁が災害対策本部を設置。岩手県平泉町の中尊寺本堂の壁に亀裂。宮城県栗原市の荒砥沢ダム付近で土砂崩れが起き、道路が寸断。東北、秋田、山形各新幹線が運転見合わせ
 8・44 警察庁が災害警備本部を設置
 8・50 首相官邸に対策室を設置。防衛省が災害連絡室を設置
 8・59 陸上自衛隊ヘリが被害把握のため、八戸駐屯地を出発

 9・00 ローソンが被災地の情報収集と救援物資の準備を開始
 9・20 震度5弱の余震

 10・00 福島県いわき市の海岸で釣りをしていて土砂崩れに遭った会社員石井道隆さん(55)の死亡を確認
 10・20 国土交通省が非常災害対策本部を設置
 10・30 気象庁が記者会見。「余震で被害が拡大する可能性がある」
 10・50 岩手、宮城両県知事からの災害派遣要請を受け、自衛隊が救助活動などを開始

 11・10 気象庁が今回の地震を「平成20年岩手・宮城内陸地震」と命名
 11・38 政府調査団が自衛隊ヘリで出発

 

 12・35 経済産業省が「福島第2原発で放射性物質を含む水計19リットルが飛散したが、放射能漏れはない」と発表
 12・59 仙台市のクリネックススタジアム宮城で、プロ野球交流戦・楽天—巨人戦の中止がアナウンスされる

 

 13・00 福田首相が官邸入り。記者団に「人命救助が一番大事だ。全力を挙げて救済に努めたい」
 13・15 国交省が非常災害対策本部の会議開催
 13・30 東京消防庁がハイパーレスキュー隊員19人を含む職員34人を現地に派遣。東北新幹線の東京—仙台間と、山形新幹線の全線が運行再開

 14・10 国交省緊急災害対策派遣隊が、道路、住宅の被害や土砂崩れなどの調査のため、東京を出発
 14・15 中国の楊潔?外相が高村外相との会談の中で、「心からお見舞いを申し上げる」と発言

 

 15・20 福田首相が公邸で伊藤哲朗・内閣危機管理監に「ヘリを効果的に運用し、救出活動に全力を挙げてもらいたい」と指示

 16・30 政府が栗原市役所内に現地連絡対策室設置
 気象庁が記者会見し、「1週間程度は余震の活動が活発で、最大震度6弱の可能性も」
 16・33 第59回全国植樹祭出席のため秋田県入りされた天皇、皇后両陛下が同県大館市のホテルに到着。寺田典城・同県知事に「災害対策をしっかりやっていただいてありがとう」と述べられる

 

 17・05 経産省が「福島第2原発で飛散した放射性物質を含む水は計約29リットル」と発表

 18・07 仙台—古川間で停車していた東北新幹線はやて・こまち1号が仙台駅に到着、乗客約1000人が約9時間半ぶりに下車
 18・10 JR東日本が東北新幹線の仙台—八戸間、秋田新幹線全線の運行を終日見合わせると発表

http://www.yomiuri.co.jp/feature/20080614-2892868/document.htm