記事登録
2008年06月15日(日) 01時01分

学校施設165カ所で被害=岩手など4県−文科省まとめ時事通信

 岩手・宮城内陸地震で、岩手、宮城、秋田、山形の4県の大学や小中高校など学校施設計165カ所で、天井材が落下したりガラスが割れたりする被害が出たことが、14日午後7時までの文部科学省のまとめで分かった。
 内訳は、大学では東北大学(仙台市)で壁にひびが入るなど、国私立合わせて5校の施設に損傷があった。小中高校は公私立の129校。ほかに、幼稚園、高等専門学校、給食センターなど31カ所で被害があった。
 また、宮城県栗原市の市立栗駒中では、スポーツ少年団の活動中だった3年男子が避難の際、ガラス片で腹部にけがを負って入院。同県東松島市の市立矢本第二中では、3年男子が階段を踏み外し、足をねんざした。 

【関連ニュース】
学校施設75カ所で被害=岩手など4県-文科省まとめ・東北地震

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080615-00000003-jij-soci