2008年06月14日(土) 11時31分

東北新幹線、駅間で3本停止＝2千人、徒歩で避難へ−全線で運転見合わせ・JR東（時事通信）

　東北新幹線は地震発生直後、全列車が緊急停止した。JR東日本によると、このうち揺れの強い区間を走行中だった3本が駅間で停止。同社は乗客計約2050人を誘導し、徒歩とバスなどで最寄り駅まで避難させる作業を始めた。
　当初は全線で運転を見合わせていたが、約5時間後の午後1時半、東京〜仙台間で運転を再開した。仙台〜八戸間の運転再開は早くても今晩になる見通し。
　地震発生時、東北新幹線は全線で送電を停止し、走行中の約20本が緊急停止した。送電は約2時間以内に復旧し、大半の列車が最寄り駅まで走行した。一方、揺れの強かった区間では走行再開前に設備の点検が必要で、数時間を要するとみられることから、徒歩での避難に切り替えた。
　仙台〜古川間では東京発八戸・秋田行きの下りはやて・こまち1号と、八戸・秋田発東京行きの上りはやて・こまち4号が停止。一ノ関〜水沢江刺間では盛岡発東京行きの上りやまびこ46号が止まった。　

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