被災地に援助隊派遣＝国交省、総務省消防庁（時事通信）

2008年06月14日(土) 13時01分

　岩手、宮城両県で震度6強の地震が発生したことを受け、総務省消防庁は14日正午までに、北海道、青森、福島、新潟など13都道県に対し、岩手県内の被災地への緊急消防援助隊出動を要請した。このうち、東京消防庁などは土砂崩れや家屋の下敷きになった人を救助するため、特別高度救助隊を派遣。北海道、青森、東京、神奈川など9都道県からは防災ヘリ10機が岩手、宮城両県の被災地へ向かった。
　国土交通省も同日午前、本省や北陸、関東両地方整備局の職員約20人程度をメンバーとする緊急災害対策派遣隊（TEC—FORCE）を被災地に派遣することを決めた。同隊は道路やダムの被災状況や、地滑り現場の確認などを行う。同隊の被災地への派遣は5月の発足以来初めて。　

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