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2008年06月14日(土) 21時25分

<岩手・宮城内陸地震>一部でなお停電、断水 余震187回毎日新聞

 岩手・宮城内陸地震による影響でライフラインは、岩手、宮城県で最大約2万9000戸が停電、午後5時現在でも1402戸が復旧していない。岩手、宮城、山形県で計約3200戸が断水している。

 東北・山形・秋田の3新幹線は全線でストップ。3本の新幹線に計約2000人が最大約9時間半閉じこめられた。午後6時現在、東北の仙台−八戸間、秋田の全線(盛岡−秋田間)で運転を見合わせ、復旧の見込みはたっていない。道路も宮城県栗原市の国道398号で土砂崩れが発生するなど、各地で寸断されている。

 気象庁は余震活動の分布から「今回の地震を起こした断層は、既に知られている北上低地西縁断層帯とは異なる未知の断層と思われる」との分析を発表。有感の余震は14日午後8時現在、計187回で、横田崇・地震津波監視課長は「今後1週間程度は活発な余震活動が続くと考えられ、震度6弱程度の余震が起こる可能性もある」として警戒を呼びかけている。

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