国土地理院(茨城県つくば市)は14日、岩手・宮城内陸地震により、秋田県湯沢市で東南東へ約29センチ、岩手県平泉町で西北西へ約15センチの水平方向の移動が検出されたと発表した。衛星利用測位システム(GPS)で観測した地殻変動データを解析した。
地理院は「気象庁が発表した『西北西−東南東方向に圧力軸を持つ逆断層型』との考え方と合っている」としている。
地理院は今後も地殻変動の監視を続け、今回の地震で震源断層がどう動いたかを推定する。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008061401000902.html