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2008年06月14日(土) 17時01分

「天然ダム」の危険性、早急に調査=岩手・宮城内陸地震−冬柴国交相時事通信

 岩手・宮城内陸地震について、冬柴鉄三国土交通相は14日、国交省内で記者団に対し、崩れた土砂が河川をふさぐことでできる「天然ダム」が複数発生している可能性を指摘し、「(危険性などを)早急に調査し、決壊の恐れがある場合には下流の方々に避難してもらわないといけない」と述べた。
 同省によると、天然ダムは岩手県一関市の磐井川上流などに発生している可能性がある。冬柴国交相は「天然ダムの状況、規模、決壊した場合の水の流量などを早く知らせないといけない」とし、調査に全力を挙げる考えを示した。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080614-00000090-jij-pol