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2008年06月14日(土) 16時44分

岩手・宮城内陸地震ドキュメント(2) 7人生き埋めのまま中国新聞

 ▽バス乗客を全員救助

 岩手県警によると、同県奥州市胆沢区若柳の林道から土砂で押し出されたバスの乗客全員を救助した。十人が負傷しているという。

 ▽栗駒山周辺で200人が孤立

 岩手県によると、同県一関市の栗駒山周辺で道路が寸断され、観光客約二百二十人が孤立しており、同県の防災ヘリや自衛隊ヘリが救助に向かっている。

 ▽7人生き埋めのまま

 警察庁によると、宮城県栗原市の駒ノ湯温泉の旅館では、七人が生き埋めのままで、救助された五人は旅館付近の人だった。

 ▽民間施設で44人が孤立

 海上保安庁によると、岩手県一関市厳美町祭畤のスキー場にある施設で四十四人が孤立しており、海保のヘリが救助に向かっている。

 ▽巻き込まれたのは仙台の建設会社の3人

 宮城県などによると、同県栗原市花山で土砂崩れに巻き込まれたのは仙台市の建設会社の男性三人。道路ののり面工事の準備をしていたという。

 ▽8百戸が断水

 厚生労働省によると、午後一時現在、岩手、宮城、秋田三県で計八百戸が断水しているという。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200806140505.html