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2008年06月14日(土) 16時01分

大地震の対応に追われる=「安全が第一」と中止を決定−楽天球団時事通信

 14日に仙台市のKスタ宮城でセ・パ交流戦の巨人戦を予定していた楽天球団は、岩手・宮城内陸地震への対応に追われた。球団幹部が気象庁の情報や警察、消防庁と連絡を取り合いながら対応を協議。1度は予定より1時間遅れの午後3時開始としたが、交通機関の乱れや被害が拡大していることなどから、午後1時前に中止を決めた。代替試合は16日午後6時から同球場で行われる。
 Kスタ宮城の堀江隆治球場長は「余震もあるし、安全が第一。交通機関の復旧のめども立っていないという理由などから、中止を決めた」と説明した。
 野村監督は「ぐっすり寝ていたら、大きな揺れで目が覚めた。こんな激しいのは初めて」と驚いた様子。一方、巨人の原監督は「中止は主催者の決断だから仕方がない。(犠牲者が出ていることについては)そのことが心配」と語った。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080614-00000078-jij-spo