未知の活断層が原因か＝緊急速報、「性能通り」−東北地震・気象庁（時事通信）

2008年06月14日(土) 13時01分

　岩手、宮城で震度6強を観測した地震について、気象庁の横田崇地震津波監視課長は14日午前会見し、「地形的に活断層があってもおかしくないが、知られたものはなかった」と述べた。震源付近では、今後も最大震度6弱程度の余震が起きる可能性があるとして、注意を呼び掛けた。
　この一帯は太平洋プレートが日本列島のある陸側のプレートに沈み込むのに伴い、東西方向に圧力がかかっている。同庁によると、今回の震源の約30キロ南で1900年にM7．0の地震があったが、それ以外はM6．1〜6．5程度で、M7級は珍しいという。
　震源より北側には複数の断層帯が知られているが、同課長によると、震源付近には「明確に知られたものはない」という。　

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