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2008年06月14日(土) 12時02分

震度6弱の余震の恐れ 気象庁、警戒を呼び掛け東京新聞

 東北で最大震度6強を観測した地震で、気象庁は14日、今後最大でマグニチュード(M)6以上、震度6弱程度の余震が起きる恐れがあるとして厳重な警戒を呼び掛けた。

 気象庁は、今回の地震を「平成20(2008)年岩手・宮城内陸地震」と命名した。

 記者会見した気象庁地震津波監視課の横田崇課長によると、午前11時までに震度1以上の有感の余震が70回発生。最大は、9時20分に宮城県大崎市で震度5弱を観測した。

 この周辺では、1996年8月11日に宮城県栗原市で震度5を観測する地震が起きている。

 横田課長は「これまでのデータからみて、今後2、3日から1週間は余震が活発になる」として、がけ崩れなどの2次被害に注意するよう呼び掛けた。

(共同)

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008061490120210.html