2008年06月14日(土) 11時00分

岩手・宮城などで震度6強の地震（オーマイニュース）

　14日午前8時43分ごろ、岩手県内陸南部を震源とする強い地震があった。

　気象庁によれば、震源の深さは約10キロ、地震の規模（マグニチュード）は7.0と推定される。宮城県北部の一部地域では震度6強の激しい揺れがあったとされる。

　その後も震度4以上の揺れが頻発に続いており、午前9時20分ごろには、宮城県北部を震源とする、マグニチュード5.6と推定される地震（深さは約10キロ）も起きている。

　仙台在住の大学生（23）の話によると、地震発生時、「壁によりかからないと立てなかった。これまで経験した地震では最大のものだった。死ぬかと思った」というが、けがなかった。だが、岩手県内にある実家には電話がつながらなかったが、数時間後、電話が通じて、両親は非常に冷静で、「テレビ報道との温度差を感じる」と話していた、という。

　また、JR東日本では、地震の影響により、東北本線、陸羽西線、陸羽東線、磐越東線、常磐線、仙石線、仙山線などの一部で、午前10時30分現在、運転を見合わせている。

（記者：森 直央）

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