緊急地震速報、初期微動検知の３秒後に（産経新聞）

2008年06月14日(土) 11時03分

　岩手県奥州市などで最大震度６強を記録した１４日朝の地震では、気象庁は初期微動（Ｐ波）を検知した３秒後の段階で、最大震度を一般向け速報の基準となる震度５弱と予想。直後に緊急地震速報を発表した。

　気象庁では地震を午前８時４３分５１秒ごろに検知。震度予想の１報となる約３秒後の同５４秒に、最大震度を「５弱」と予想した。その１秒後の同５５秒に最大震度を「５強」と修正し、この段階で緊急地震速報を発表。さらに、５報にあたる同５９秒に「６強」と再修正した。

【関連記事】
・東北地方の大規模地震　岩手と宮城でけが人相次ぐ
・東北地震の発生メカニズム、四川大地震と酷似
・東北道など各地で通行止め　東北地方の大規模地震で
・東北地方で強い地震　岩手と宮城で震度６強
・東北新幹線は全線運休　岩手地震の影響で