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2008年06月14日(土) 10時42分

岩手県などで震度6強の地震、死者2人・停電2万9000世帯ロイター

 [東京 14日 ロイター] 14日午前8時43分ごろ、岩手県内陸南部を震源とする地震が発生した。気象庁によると、岩手県奥州市、宮城県栗原市で震度6強を観測した。震源の深さは約10キロ、地震の強さはマグニチュード7.0と推定される。続いて午前9時20分ごろ、宮城県内で震度5弱の余震を観測した。
 14日午前に会見した町村信孝官房長官によると、この地震により岩手県と福島県で各1人の死者が発生し、2万9000世帯で停電している。
 NHKによると、岩手県奥州市で保育園児など5人が負傷、一関市で家屋2棟が倒壊した。宮城県栗原市で5人が負傷した。また、橋が落下した。名取市でもけが人が出ている。仙台空港近くの道路で、約20人乗りのバスが地震の影響でバウンドし、4人が重傷を負ったという。
  この地震で東北新幹線と秋田新幹線、山形新幹線が上下線とも運転を見合わせている。また、上越新幹線と長野新幹線に上下線で遅れが出ている。
 日本道路交通情報センターによると、東北道の福島飯坂インターチェンジから花巻インターチェンジが通行止めとなっている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080614-00000593-reu-bus_all