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2008年06月11日(水) 11時59分

ネット規制法、参院で可決・成立…有害性判断は民間の第三者機関に読売新聞

 青少年をインターネットの有害情報から守る規制法が11日午前、参院本会議で賛成多数で可決され、成立した。

 新法は、18歳未満の青少年が出会い系サイトなどに接続できなくする「フィルタリング(選別)サービス」の提供を携帯電話会社とパソコンメーカーに義務付けた。実際に利用するかどうかは現状通り保護者が選択できる。

 サイトの有害性の判断は民間の第三者機関に委ね、国の関与を排除した。有害情報の閲覧防止は努力義務にとどめ、サーバー管理者には削除義務を規定しなかった。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080611-00000022-yom-soci