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2008年06月11日(水) 19時17分

<秋葉原殺傷>関係閣僚会議で再発防止策を協議 政府毎日新聞

 東京・秋葉原の通り魔事件を受け、政府は11日、首相官邸で再発防止策を協議する初の関係閣僚会議を開いた。終了後、増田寛也総務相は記者団に対し、インターネット上の犯罪予告を検知できるソフトウエアの開発費を来年度予算の概算要求に盛り込む考えを明らかにした。

 会議には増田氏、町村信孝官房長官、泉信也国家公安委員長、鳩山邦夫法相ら8閣僚が出席。町村氏が「ナイフの規制、派遣労働との関係、インターネットの問題などでどのような対策が可能か考えたい」と問題提起、今後、対策を検討していくことを確認した。

 町村氏は会議後の記者会見で「それぞれの省庁で対策が固まりしだい実行に移してもらう」と述べた。【白戸圭一】

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