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2008年06月11日(水) 22時39分

<パロマ工業>湯沸かし器中毒死事件で争う姿勢 元社長ら毎日新聞

 パロマ工業(名古屋市)製の湯沸かし器を使用した大学生らが一酸化炭素(CO)中毒で死傷した事故で、業務上過失致死傷罪に問われた元社長、小林敏宏(70)と元品質管理部長、鎌塚渉(58)両被告の公判前整理手続きが11日、東京地裁(半田靖史裁判長)であり、弁護側は「事故を予見できなかった」などと争う姿勢を示した。

 大学生の遺族が同社などに2億円余の賠償を求めた民事訴訟でも、同社は請求棄却を求めている。【伊藤一郎】

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