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2008年06月11日(水) 17時33分

友人からのメール 5割以上が「仕事中は無視」ITmedia Biz.ID

 仕事中に携帯電話が鳴ったので確認したら、友人からだったので読むのを後回しにした。あるいは、読むだけ読んで放っておいたら、ついついそのまま返信を忘れてしまった——そんな経験はないだろうか。5割以上の人が、仕事中に友人からメールがきても無視していることがアイシェアの調べで分かった。

【表:友人や恋人とのメールに関するアンケート結果】

 アイシェアはインターネットユーザーを対象に、「友人への連絡に関する意識調査」を実施した。回答したのは主に20代〜40代の469名(男性258、女性211人)で、調査期間は5月27日〜5月29日。

●連絡手段は主にメール、30代は過半数が「仕事中は無視」

 友人との連絡は電話とメール、どちらが多いかとの問いには、全体の83.4%が「メール」と回答。しかし男女別に見ると、女性では「メール」と回答した人が9割を超えているのに対し、男性は77.1%、残る2割は「電話」を利用しており、男女間で連絡方法に差が見られた。

 返事が必要であっても友人からのメールを故意に無視したことが「ある」人は、男女ともに約8割に達した。無視してしまう状況は、「仕事中」がトップで51.0%だった。年齢別に見ると、30代の56.7%が仕事中には無視するのに対し、20代は48.1%、40代は48.9%と、無視する人の割合は半数以下だった。男女別では、男性が53.9%、女性が47.4%と、6.5%の開きがあった。

 「仕事中」に次いで多かった理由が、「寝ていて」の45.0%。年代別に見ると20代が57.4%、30代が48.9%、40代が35.1%と、年齢が高くなるにつれて、寝ていても返信を返す傾向が見て取れる。そのほかは「運転中」が36.5%、「食事中」が27.3%で続いた。
 
●2割が「1時間以内に返信ないと不安」

 「自分から家族や友人、恋人にメールをした時、返信がどのくらいの時間来ないと不安になるか」という質問には、不安になる人の合計が49.6%、「全く不安にならない」と回答した人も49.6%と、回答が分かれた。1時間以内で不安になる人の合計は20.0%で、男性の方がより短い時間で不安になるという傾向が見られた。


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